
産経新聞社と人事コンサルティングである株式会社ワークス・ジャパンは、2027年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、就職希望先調査を行っており、 2025年3月1日~7月31日を集計期間として発表した中間結果にあわせて、企業選びについてのアンケート調査を実施しました。
調査サマリ
1. 企業選びの起点は業界、理系は親和性・文系は印象を重視
2. 採用ホームページが最多、理系は企業ホームページも重視
3. キャリア観の分岐点:文系は長期安定、理系はスペシャリスト志向
■ 企業選びの起点は業界、理系は親和性・文系は印象を重視
第一志望企業を選ぶきっかけとして最も多かった理由は「志望業界の企業だから」(25.9%)であり、企業選びの出発点として業界の選定が重視されていることが分かります。
また、文系学生と理系学生を比較すると、理系の学生は特に業界との親和性を重視する傾向が見られます。
一方で、文系の学生は「説明会で受けた印象」(17.7%)を企業選びの重要な要素として捉えているようです。

■ 採用ホームページが最多、理系は企業ホームページも重視
志望企業を決めるために活用した媒体として「採用ホームページ」(21.5%)を利用する学生が最も多く、そこに掲載されている情報の充実度が企業研究において重要視されていることがうかがえます。
また、文系学生は「合同企業セミナー、学内セミナー」(8.7%)を活用する割合が高く、理系学生は「企業ホームページ」(19.6%)を参考にする傾向が強いことから、それぞれの学生が異なる方法で就職活動を進めている様子が見て取れます。

■ キャリア観の分岐点:文系は長期安定、理系はスペシャリスト志向
就職後のキャリアプランについて、全体としては「ワークライフバランスを重視しながら長く働きたい」と考える学生が最も多く(35.3%)、特に文系学生ではその傾向がより強く見られます(38.6%)。
一方で、理系学生は「高度な専門性を身につけてスペシャリストとして活躍したい」とする回答が多く(27.9%)、安定した働き方を求める層と、専門性や責任を重視する層に分かれていることが明らかになりました。

他にも、「就職活動で意識している点」「就職先を決めるときに選択したくない企業」などの質問を行っています。
さらに、男女別・学校別・理系専攻別の回答も含まれています。
ぜひ、以下のボタンよりダウンロードしてください。
▼調査概要
●調査対象:2027年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生 ※調査開始時点
●調査期間:2025年3月1日~7月31日
●調査方法:
就職対策サイト「キャンパスキャリア」およびワークス・ジャパン主催の各種イベントでアンケート告知を行い、WEB上のアンケートフォームで回収。
●有効回答数 1,612名 ※中間発表時点
▼会社概要
■株式会社ワークス・ジャパン
所在地:東京都千代田区鍛冶町2丁目2番2号 神田パークプラザ7階
HP:https://www.worksjapan.co.jp/
設立:2010年7月7日
資本金:1億1,250万円
代表者:清水信一郎
事業内容:企業人事部向けコンサルティングとサービス提供、採用プロモーションの企画・立案、Web、映像、パンフレット等、各種ツールの企画・制作 、採用業務支援システム事業、適性アセスメント事業、学生就職支援・キャリアデザイン事業など
■株式会社産業経済新聞社
所在地:東京都千代田区大手町1丁目7番2号
HP:https://www.sankei.jp/
設立:1955年2月15日
資本金:31億7,219万8,500円
代表者:近藤 哲司
事業内容:産經新聞、サンケイスポーツ、夕刊フジ、 雑誌「正論」など各種媒体を発行、産経ニュースほか各種デジタルサイトの配信、イベント事業など
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